液晶シャッターゴーグル

T.K.K.2275
急に見えなくなったり、急に見える状態になったときを再現します。
目前の液晶フィルムを透過/遮蔽し、視界の瞬間露出を行う装置です。
認知研究やスポーツ心理学の研究に利用されています。
標準価格:
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認知研究では、視覚による記憶検査や運動残効に関する実験に。
スポーツ心理学分野では、打席に立ったバッターが、急にボールを見えなくした時の対応などの実験に活用されています。
■透過時間と遮蔽時間はデジタルサムロータリースイッチで設定し、開始スイッチを押すと設定した時間で透過/遮蔽を繰り返します。
■マニュアルスイッチ及び外部制御端子に信号を入力させることにより透過/遮蔽をすることもできます。

■「透過」とは
電圧を印可することで、曇り度が減少して透明状態になることを指します。
■「遮蔽」とは
曇りガラス状に視界を遮った状態で、視線を妨げることを指します。光を通さなくしたり、完全に見えない状況になるわけではありません。また、周囲や視対象の明るさにもよりますが、対象物までの距離が数10cmと近い場合は薄く見えます。

参考映像

▼T.K.K.5408 リアクション(全身反応測定器)の光刺激の見え方▼

[1]明るい環境で透過のとき(再生時間:約4秒)

[2]明るい環境で遮蔽のとき(再生時間:約4秒)

[3]暗い環境で透過のとき(再生時間:約5秒)

[4]暗い環境で遮蔽のとき(再生時間:約3秒)

▼視対象が動いている時の見え方▼

[5]遮蔽と透過を交互に切替えたとき(再生時間:約19秒)

仕様

〈 コントローラー 〉

透過/遮蔽時間設定0.1 ~ 9.9 秒 0.1 秒単位
外部制御入力端子5V(CMOSレベル)印加で透過 入力抵抗約10kΩ
モニタ出力端子透過で 5 V(CMOSレベル)出力
電源AC 100 V
消費電力約 3 W(透過時)
寸法210(W)× 280(D)× 88(H)mm
質量約 2.9 kg

瞬目

〈 ゴーグル 〉

液晶フィルム特性「ヘイズ率」・・・・・透過時:約 12 %  遮蔽時:約 90 %
「平行光線透過率」・・透過時:約 74 %  遮蔽時:約 1 %
「全光線透過率」・・・透過時:約 82 %  遮蔽時:約 92 %
印加電圧AC 100 V
寸法150(W)× 55(D)× 62(H)mm
ケーブル長約 5 m
質量約 190 g(ケーブル、コネクタ含む)

〈 入力・出力ケーブル 〉

長さ約 1 m

瞬目