事業分野
学術研究機器
体育学研究分野
1967年の東京オリンピックを契機に、これまで根性がキーワードであった体育に、ドイツを始め諸外国から科学的な視点が流入しました。運動生理学、バイオメカニクス、体育心理学など体育学の発展がそのまま体育・スポーツの発展に結びつきスポーツを科学することが当たり前の時代となりました。弊社の実験機器も少なからず体育学の発展に寄与できたものと嬉しく思っています。また2020年東京オリンピックに合わせるように、科学技術の進歩がさらに加速し、これまで想像できなかったことが実現し、体育・スポーツの世界にも応用されています。
DISCOVER NEW POTENCIALを掲げ、新たな価値を創造し、体育・スポーツの発展に寄与する新しい竹井機器工業にご期待ください。
眼球運動測定分野
これまで、「どこをみているか」を分析し、看護学、品質チェック、技術伝承などにおいて熟練者の視線解析や、マーケティングで多くの研究が行われてきました。精度にこだわった製品を開発し、近年では無線化にも成功、多くの研究で活用いただいております。
今後は視線情報の活用を含め、ソフト面の充実、小型化、簡素化など行い、より多くの場面で活用いただけるよう製品開発に努めてまいります。
心理学研究分野
弊社の歴史は、「うそ発見器」を日本で初めて製品化したところから始まり、心理学実験機器の発展とともにありました。これまで培ったノウハウを最大限に活かしながら、心理学の授業だけでなく、カウンセリングなど現場でもご活用いただける、今の時代に即した製品開発に取り組んでいく所存です。
健康増進機器
健康増進分野・体力測定分野
1964年、体力・運動能力調査(スポーツテスト)を旧文部省が実施してから50余年、1998年に新体力測定に刷新されてから20余年が経過しました。握力計を始めとする弊社の体力測定機器や管理ソフトは、おかげさまで多くの方にご利用いただいております。しかし、近年、体力が高いことだけが目的ではなく、「生涯にわたって運動やスポーツを継続し、心身共に健康で幸福な生活を営むことができる資質や能力(フィジカルリテラシー)」が求めれています。ここに寄与できる事を目標に、より身近に、簡便に、多くの方が弊社の製品に触れ、健康で幸福な生活を営めるきっかけとなる製品づくりを目指してまいります。
高齢者健康増進分野・介護関連分野
超少子高齢化が進む現在、高齢者のフレイル、サルコペニアが重要かつ喫緊の課題となっており、弊社の測定機器等も少なからずその現状把握の為にお役立ていただいております。今後は多くの方がより簡易に測定できることはもちろん、トレーニング機器としても活用いただける製品なども開発していき、健康寿命の延伸に寄与できればと考えております。
運転適性/心理テスト/特殊
運転適性分野
運転適性分野では、長年にわたる心理学のノウハウを活かし、ドライバー自身 の “特性”・“認知”・“判断”・“行動” という自動車の運転に必要な動作能力を測定。客観的な視点から、気づきにくい運転時の癖や欠点などを解明します。検査結果を参考に、より良い安全運転行動へと導き、豊かな交通社会への実現に向けて努めております。
心理テスト分野
心理学研究により長年培われた心理テスト分野では、人の「性格•特性・動機・価値観」などの潜在的な部分を、わかりやすく明確化・可視化します。大学の心理学科の授業では、弊社が販売する「YG性格検査」が質問紙法のゴールデンスタンダードとして紹介され、その精度や再現性の良さからカウンセリングのみならず、採用時の適性検査としても多くの企業様にご活用いただいております。今後は他の検査とも組み合わせた新たな活用法も含め、皆さまにご提案してまいります。
特殊検診分野
振動障害検査には不可欠な測定機器など、今も末永く活用されている製品分野です。